春休みの思い出
うがみんしょ~ら~! E’more秋名のゆうきです。
4月に入ったばかりと思っていたら、もう2週目も終わりに差し掛かり、気が付けば月の半ば。
光陰矢の如し、まさにそんな心境です。
みなさん、今年の春休みはいかがお過ごしでしたか?
GAMA屋は、3月から4月にかけての春休み期間中、連日お客様にご宿泊いただき、皆様との交流は私たちにとっても思い出深いものです。 その中でもお客様と一緒にタナガ(手長エビ)を捕りに行った出来事は特に印象的でした。
そのお客様は、5連泊でご予約いただいたお子様連れの3名様。どんなご家族かなあと楽しみにしながらお待ちしていました。
チェックインでは、奄美の観光スポットやお勧めのお店について色々とご質問頂き、私もうれしくなって、たくさんご紹介させて頂きました。
集落のこの環境を「ジブリの世界みたいですね~」と言って喜んでくださったり、「集落での滞在には商店での交流がおススメです!」と言えば、さっそく足を運び、商店のおばぁとお話を楽しまれたり、集落での滞在を楽しんでおられました。
そんな様子を見たE’more秋名のメンバーが、「タナガ捕りにお誘いしよう!」と言って、お声がけしたところ、即答で「行きます!」とのお返事が。
私も子供たちに混ざって、参加してきました。
子供たちは、すばしっこいタナガに四苦八苦。
地元の子供たちに加勢してもらって、なんとか何匹かは捕まえられましたが、子供たち同士の交流も微笑ましい光景でした。
田んぼ遊びがとっても楽しかったようで、タナガが捕まらなくても、バッタを捕まえたり、カエルを捕まえたり、なかなか帰りたがりませんでした。
苦労して自分たちで捕まえたタナガを早速、素揚げして食べることに。
こんな経験、自分で言うのもなんですが、なかなか出来ない体験ではないですか?
豊かな自然の中で自分が捕った獲物を料理して食べる。
最高の田舎遊びですよね。
数が少なかったので、少し寂しい量でしたが、よほど美味しかったのか、子供たちはあっという間に平らげて、お皿までなめる勢いでした。
子どもたちはタナガを食べて、またタナガ捕りに行きたくなったようで、スタッフから借りた網をもって、翌日もチャレンジしたそうです。
ここでも意外な出来事が。
私たちが田んぼでタナガ捕りしていた様子を見ていた集落の農家さんが、お客様だけでタナガ捕りをしようとしているところを見かけて、タナガ捕りに付き添ってくれたようです。
この話を聞いて、まさに「集落に暮らすように」滞在された5日間だったんだなあと。
開放的で人当たりの良いお客様の人柄があってこそ、生まれた出来事ではありますが、地域の人も楽しそうにしながら、お客様が秋名の滞在を満喫してくださることは、私たちにとって何よりもうれしいことでした。
地域に出来るだけ負担をかけずに、自然と生まれるような普段着の交流が、持続的な地域事業に繋がると信じています。
そして、これからも「集落の人も楽しみながら」という理念を忘れずにお泊りのお客様とまた楽しい交流ができればと思っています。
もちろん、体験プログラムとしても充実を図っていきますので、またご報告しますね。